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概要

韮友会だより_2017

26幸福ってどんな色…それは遠い南の島の海の色…。三十年前、私が作っていた隊内新聞の編集後記に書いた言葉だ。吸い込まれそうな蒼穹、純白な砂浜、果てしなく続く青い海。想像を絶する光景を目の当たりにし思わずつぶやいた。だがこれら島々は、利権が絡む覇権争いに巻き込まれている。資源は限りがあるのに人間の欲望は無限大だから。地球の各地で資源開発等による地盤沈下や海底プレートの歪みを生じさせている。必然的に地殻変動や海流の変化、大気汚染や異常気象を惹起させ、大地震を誘発させる。自然災害では無く人類が創出した人災だ。真剣に平和を構築する秒読み段階に入ったと認識すべきだ。私の故郷北杜市白州町も例外ではない。美味しい伏流水を求め商業主義が群がる。自然構造を歪めないで欲しいと願う。子供の頃甲斐駒を仰ぎ、麓の小高い山に入り棒切れ片手に跋渉した。袂を流れる尾白川は「名水百選」に選ばれ、楊貴妃の如く華麗にて流麗、飲めるほど清らかな流れを誇っていた。だが今は汚染されたと聞く。私の原風景は遥か彼方へと消え去ってしまった。私が韮崎高校に入ったのは昭和四十年。以後韮高と共に人生の素晴らしい邂逅に恵まれて行く。当時はGSブームの全盛期、ジャズ喫茶「新宿アシベ」等へ行きエレキにしびれた。高三の時にはビートルズが来日し日本中を熱狂させた。この年の学園祭では花形や斎藤らとバンドを結成「思い出の渚」等を披露し「キャーキャー」騒がれてスター気取りだった。部活は送球部、毎日汗と埃にまみれた。夏合宿では、真っ暗な塩川で仲間と泳いだ。韮高時代は懐かしい想い出が一杯詰まっている。校舎は、一号館以外は旧い木造建築で趣があった。高二の夏、誰もいない教室の片隅で憧れの先輩と恋を語らった。ドキドキはじける青春真只中だった。あの懐かしい教室は…今はもう無い。韮韮高は心の糧、人生の誇り細田徹(韮高18回卒)元・神奈川県警察現・行政書士