ブックタイトル韮友会だより_2017
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韮友会だより_2017
20大相撲が人気沸騰中である。19年ぶりの日本出身力士稀勢の里の横綱昇進や同郷で弟弟子の髙安の大関昇進などが拍車をかけ、空前の大相撲人気となっている。私は稀勢の里が小中学生時代を過ごした茨城県龍ケ崎市に住んでいる。稀勢の里が本名の萩原の四股名で相撲を取っていた03年の幕下時代、相撲雑誌で「幕下ホープ萩原」を読んだのがきっかけで関心が深まった。翌04年に鳴戸部屋後援会と萩原関郷土後援会双方に入会して以来、将来は必ず横綱になることを信じながら応援してきただけに、今年の初場所で初優勝と横綱昇進を同時に果たした時は感無量の喜びであった。14年に渡る大相撲後援活動を振り返り、特に印象深い場面と、我らが母校韮崎高校の誇りであるノーベル賞博士大村智先生との思いがけない相撲談議など、写真を添えて綴ってみた。朝稽古見学朝稽古見学は、私の大相撲後援活動の原点である。04年4月、萩原(後の稀勢の里)が所属する千葉県松戸市の鳴戸部屋に一人で朝稽古見学に出かけた。恐る恐る玄関を入り、行司さんに稽古場の上がり座敷に通された。見学者は私一人で、鳴戸親方(第59代横綱隆の里)の近くでの緊張しながらの見学であったが、初めて観る生の稽古の迫力に感動した。そして、親方の視線が新十両となる萩原に終始向けられていたのが印象的であった。真面目でひたむきな力士たちの稽古姿と、稽古だけでなく普段の生活、態度の全てが土俵に繋がっているという親方の言葉を伺い、日本の伝統文化、国技の神髄と気迫が伝わり、一気に鳴戸部屋のファンになった。弟子の指導では角界一の厳しい親方と言われていたが、とても思いやりのある心の優しい親方だと感じた。11年11月に61歳で逝去されたことは惜しまれるが、泉下で横綱と大関にまで出世した二人の愛弟子の活躍を誰よりも喜んでいるであろう。その後も、朝稽古は郷土後援会の仲間を引率する形で何度も見学したが、力士たちの成長ぶりや調整具合を間近に見ることで、我が大相撲後援活動輿石敏夫(韮高18回卒:北杜市武川町出身)