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概要

韮友会だより_2017

15特別寄稿私が中学、高校の時には、正月になると東京の大学に入ったサッカー部、水泳部、剣道部のOB、他にも学校の関係者が、大勢、家に挨拶に来ました。中にはお酒を持ってくる人もいて、三が日はずっと宴会でした。お新香や沢庵、餅を沢山用意しておき、母の手料理の他に、料理が得意な父がモツ鍋を作って振る舞いました。父はお酒は大変強くて一升飲みました。兎に角教え子が来てくれるのが嬉しくて、正月は毎年三日三晩大宴会でした。家は私が小学生の時に建てたのですが、本島正邦さんや川手正一郎さん、横森一成さん達を先頭に、OBの方達がお金を集めてくれて、思いがけない多額のお祝い金を頂きました。母は「過分なお金を頂いて有り難かった。皆さんに援助して頂いて助かった」と、後々まで大変に感謝していました。助けてもらったと言えば、父は小林武男さんに特別感謝していました。戦時中、ボールや靴が世間から消え、サッカー部も廃止された時がありました。そんな時でも父は、ボールがあると聞きつけると、直ぐさま東京まで出向いて買い集めましたが、日大のサッカー部でゴールキーパーとして活躍し、主将、監督もした小林武男さんがリュックを背負って同行してくれました。韮中では、このボールの買い置きがあったお陰で、戦争が終わり予科練や学徒動員から戻った人達が直ぐにサッカーを始めることが出来、終戦の翌年には部を再興することが出来ました。ところが、部員の中には弁当を持って来られなくて空腹で動けない人がいたそうです。そういう人の為に、父は母におにぎりを作らせて持って行ったそうです。サッカーを田草川先生にバトンタッチしてからは、授業も部活も鋭市郎24才